漫画月

漫画のご紹介。

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脂ののった作品の新刊がズラリと並んだ今週。
へうげもの、君に届け、おおきく振りかぶって、そしてテレプシコーラ。
漫画に心を多く揺さぶられた一週間でした。

【初読】
ぴよぴよ―水上悟志短編集Vol.2 ぴよぴよ―水上悟志短編集Vol.2
水上 悟志 (2007/01/26)
少年画報社

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水上悟志の読み切りを収録した短編集。
どれも変な設定やキャラクターの物語ですが、そこで語られる熱を帯びた本音や行動には、強く胸をうたれます。
スケールの大きくないちょっとした話で、大きなカタルシスを与えてくれる作風は実に味があります。
百鬼町のシリーズが特にいい。連載化してくれないものでしょうか。
とにかくこの人の作品をたくさん読みたいので。

ユメノクニ 1 (1) ユメノクニ 1 (1)
宗田 朋 (2007/01/27)
双葉社

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日中戦争が始まり、日本が戦争に走り出していく最中の時代を舞台に、いとこの家に引き取られた少年とその家族の日常をえがいた作品。
特徴的な画にいささか戸惑いました。しかし、えがかれている内容は決して奇抜ではないホームドラマ。微笑ましかったり悲しかったり。
徐々に戦争の空気が日本を蝕んでいくという時代の中で、ひとつの家族がこれからどのように生きていくのか。終戦まで描くという作者の決意に期待してしまいます。
作者には腰を据えて作品に向かい合って欲しいですね。

大江戸せくすぽっぷ 1 (1) 大江戸せくすぽっぷ 1 (1)
中津 賢也 (2007/01/26)
少年画報社

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他人の魂を取り出して物に移すことが出来る兄と実は超高性能のダッチワイフである妹が主人公の江戸時代を舞台にした(!)ドタバタギャグ漫画。
死んだ人間の魂を人形に入れてダッチワイフを作っていたという兄の鬼畜な設定にとにかくびっくり。
ギャグ漫画にしても、やたらとノリが軽いのが気になります。第1話から、人が死んでんのにそんななの?と突っ込みたくなりました。
さすがに倫理上のこととか気になってしまう作品。

【続刊】
へうげもの 4 (4) へうげもの 4 (4)
山田 芳裕 (2007/01/23)
講談社

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冒頭から唸りました。
安土城を焼くという織田信雄の愚挙に、このような裏付けを施すとは。巧い。
天下人に上り詰めた秀吉の描写も凄みを感じさせます。
ただ、賤ヶ岳や小牧長久手の戦いをカットされているのはやや残念。
主人公が古田織部であり、数寄者をえがくという本作の趣旨からすれば、合戦は重要なファクターではないので、妥当な判断ではあるのでしょうが。

君に届け 3 (3) 君に届け 3 (3)
椎名 軽穂 (2007/01/25)
集英社

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爽子と風早が初々しすぎるじゃありませんか。
友達にも異性にも何もかもが不慣れで、だけど真っ直ぐに一生懸命な爽子がとってもかわいいです。
しかしさらにかわいいのが風早。個人的には、彼ののどぼとけのあたりのラインがツボなんですよねえ。
後半では、爽子が風早への気持ちを自覚し(?)、三角関係へと突入しています。それでも、ありきたりな展開にはならなそうです。

おおきく振りかぶって Vol.7 (7) おおきく振りかぶって Vol.7 (7)
ひぐち アサ (2007/01/23)
講談社

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三橋の球の秘密を探り、試行錯誤してくる桐青。それをかわそうと、考えをめぐらせる阿部。
ベンチの中の戦いを含めて、手に汗握る濃い試合内容になっています。
こういう心理戦が中心の展開は好きです。ただ、西浦高校の強さが三橋の球によるものである以上、今後の試合も同じような過程(三橋の球を読まれまいとする)を踏んでいくことになるのでしょうか。
まあ、展開自体が遅いので、今から試合のワンパターン化の心配など不要ですね。
私的には、ももかんにもっと動いて欲しいところ。

以下は山岸涼子『テレプシコーラ』10巻のレビューです。重要なネタバレをしているため、ご注意ください。
舞姫(テレプシコーラ) 10 (10) 舞姫(テレプシコーラ) 10 (10)
山岸 凉子 (2007/01/23)
メディアファクトリー

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今巻で第1部完結です。
千花が自殺するという衝撃の内容。
「強い子だと思っていたのに・・・」という遺族の声はありがちなものですが、千花に限っては読者もすっかりそう思っていましたからね。
私も、ぐれなければいいなあ程度にしか心配していませんでした。それがこんなことに・・・。
祖母に手を握られた直後の千花は「もう一度バレエを踊りたい」と言っています。このとき自殺を思い留まったとするならば、その後のストレッチのシーンで彼女は自分の人生に見切りをつけてしまったのでしょうか。
それでは悲しすぎる。
第1部のラストは、六花の才能の開花で締めくくられます。
重い重いものを背負った彼女に、多くの幸せが待っていることを願ってやみません。
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