漫画月

漫画のご紹介。

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しはるじぇねしす 1巻 (1) しはるじぇねしす
近藤 るるる (2006/12/22)
メディアファクトリー

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ファミ通での漫画の連載でお馴染みの近藤るるる。
この人の描く女の子はすご~くかわいいと思う。
全段ぶち抜きで全身を描かれたキャラには見惚れるばかりである。

本作『しはるじぇねしす』は、コミックアライブで連載中の作品。
主人公の女子中学生不動詩遥は、6千年前に神との争いに敗れたルシファーの転生した姿だが、本人はそれにまだ気がついていない。
その詩遥を覚醒させようと企むかつてのルシファーの部下たちとそれを拒んで詩遥を守ろうとする幼馴染の絵美香(彼女は天使)、元ルシファーの強力な部下で詩遥の同級生に転生している六副官たちが入り乱れるコメディチックなノリだ。
とにかく詩遥、絵美香、そして六副官が愛らしいのである。

作者がこれだけの実力者だと、女の子がいちゃついているだけでも読者はいい気分になってしまうのだが、きちんと設定の根底に6千年前よりの転生というものがあり、それに沿ってストーリーが進行していく。
天界の意図が読めなかったり、ルシファーと絵美香の過去が述べられたり、新しい六副官の存在も明らかになるなど、現在最新の単行本2巻でも、その展開は見逃せないものとなっている。
意外な骨太ストーリーを愛らしくコミカルに歩む本作。他の百合作品とは一味違った感じで楽しめる。
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第1話 BL読んで勃ちますか?

いつもの居酒屋でいつも頼まない梅酒を頼んでみた。
日本酒鳳凰美田で作った美田梅酒。
ロックで飲んでみる。香りがふくよかで美味い。大正解!
「ねえ、BL読んでいるときって、勃起する?」
・・・梅酒が運んできたイベント的な幸福感は、この圭ちゃんの一言で粉々に。
「え~と、圭一さん?何をおっしゃるのか・・・」
見ると圭ちゃんの表情は真剣そのもの。
ここは真正面から答えねばなるまいという気持ちに囚われる。
「勃ちません。ショタモノなんかだと、かわいらしい中性的な子が結構出てくるけども、作中で男の子って認識すると下半身は反応しないんだ。人間の身体って良く出来てるなあ~って感心するばかりだよ。」
手元にグラスを置き、毅然とした態度を強調。
それでも私の答えに納得しかねる様子の圭ちゃん。なおも真剣に訊いてくる。
「でも、『げんしけん』でさあ、笹原が荻上さんの作品読むじゃない。それで勃つんだよね。」
まあ、そうなんだけどね。
「あれは、自分と斑目のことが描いてあったっていう特殊要因があるでしょう。」
ちょっと強引にぶった切ってみる。
圭ちゃんは一体、どこへ話を持って行きたいのか。
「圭ちゃんは一体、どこへ話を持って行きたいの?」
そのまま訊いてみました。さあ、どうなる?
「いやあ、最近、BLに下半身が反応するようになってしまって・・・」
圭一氏、衝撃のカミングアウト。なおも語る。
「きっかけは語シスコだったんだ。語シスコの描くちょっと頭弱めのかわいい受けの男の子にさあ・・・」
幼馴染がどうも人生の岐路に立たされそうになっていることを察せざるを得ない私。とにかくフォローだ!
「語シスコってちょっとSMチックじゃない。だから拘束されている受けの姿に描写が集中しているよね。語り手が受けの『ぼくね、先生』とかは特に。BLと男性向けエロ漫画の相違点のひとつには、受けと攻めのどちらにより描写を割くかという点があげられると思うんだけど、エロ漫画では女性側である受けに当然描写が集中する。一方で、BLではより男性的な攻めの描写の割合が高いみたいなんだ。そこへいくと、語シスコ作品は、エロ漫画に親和性が強く、圭ちゃんの下半身が刺激を受けても不思議はないんじゃないだろうか。」
はあ、はあ・・・。ちょっと強引ですよ、今日の私は。
「そういうものなのかなあ。」
どうやら少しは納得してくれたような彼。まあ、思い悩むよりかはずっといいはずだ。
そうそう、心配解消ついでにちょうどかばんに入ってたアレを渡しておこう。
「圭ちゃん、もし心配だったら、これ読んでみて。ちょうど持っていたから貸すよ。」
「なにこれ」
「山田参助の『若さでムンムン』。あの『さぶ』で連載してたやつ。」
「真性じゃん!」
「うん。だから、これでも勃つんだったら真剣に考えたほうがいいと思って。でもこれ面白いんだよね。BLと違って、体毛をあけすけに描いた男たちのむさ苦しいストーリーって、妙にノスタルジーと相性がいいんだ。ついつい繰り返し読んでしまう魅力があるよ。」
「僕ら、・・・BLで勃つ男と真性ゲイ漫画を繰り返し読んでいる男なんだね。」
なんだ、圭一氏元気がないぞ。
おっと梅酒の氷が大分解けてしまった。
あわてて飲もうとして、グラスを揺らした勢いで表面を覆っていた氷水が混ざったせいか、これまで押さえられていた香りがふわりと浮かんでくる。これはいい。
「いい香りだねえ。僕もそれ頼もうかな。」


今回登場した作品
げんしけん 8 (8) げんしけん 8 (8)
木尾 士目 (2006/08/23)
講談社

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ぼくね、先生 ぼくね、先生
語 シスコ (2001/10)
三和出版

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若さでムンムン 若さでムンムン
山田 参助 (2004/09)
太田出版

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リンガリンガ リンガリンガ
西成 岩男
ヒット出版社

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『パンプキン・シザーズ』でヒット中の岩永亮太郎が、2001年に西成岩男名義で出した成人向けコミックを購入。
『パンプキン・シザーズ』でも気の利いた下ネタを披露しているだけにくだらないのを期待していたら、これが予想をはるかに超えていた。
再婚一直線! 再婚一直線!
安彦 麻理絵
祥伝社

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男性に比べて、女性が描く漫画にはエッセイ漫画が非常に多い。
これらの作品を読むと、やはり男女の違いか、男性としてはいまいちピンとこないことが多い。
しかし例外的に、これは!と思う作品もある。安彦麻里絵の『再婚一直線!』を始めとする作品群がそれだ。

安彦麻里絵の漫画はとっても面白い。
まず、最大の魅力は作者自身のキャラのブサイクさだろう。
作中の作者は、常にタバコを持ち、煙を噴いている。これ、煙を口ではなく鼻からモクモクと出しているところがポイント。
止められないタバコを吸う作業についても、決して能動的でない彼女の生き様に涙さえ誘われそうになる。

いや、そんな深刻になってはいけないのだ。
オシャレを極めたり、仕事と家庭をきっちり両立したり、趣味を追及したりといった模範的なライフスタイルではなく、駄目な女の生き様を赤裸々に面白おかしく描いているからこそ、彼女のエッセイはインパクトが強く優れている。
一歩引いちゃうと決して笑えないエピソード(化粧品に金使い過ぎて娘のお弁当のおかず買えなくなった等)が、ブサイクな作者像を通じて面白おかしく披露される。
これはもうゲラゲラ笑うしかないだろう。

本作『再婚一直線!』では、離婚した作者が担当編集者と共に料理やメイクといった魅力的な女性に不可欠なことを身につけるべくチャレンジしていくのが主な内容である。
毎回講師として登場する、それこそ模範的な女性たち。彼女を師事を受けながら吐露される作者の心情が余りにもせつな過ぎるが、ここでもまた、上記と同じ描かれ方をされるため、ゲラゲラと笑うしかないのだ。

ちなみに、本作には続編として『寿編』がある。
『寿編』では、結婚の準備に悪戦苦闘しながらも、友人に囲まれて式を挙げるまでが展開される。
最後には作者本人の写真があったりするのだが、漫画のようなブサイクではなく、ちょっとがっかりしたりして・・・。
この頃はやたらと精力的に活動中。
先週末は職場の同期と四国へ。
来週は先輩方と韓国へ行きますよ。
どうも夜の街が目的らしいです。
『ボーイズ・オン・ザ・ラン』読んで予習します。

3日『鈴木先生』3巻 武富健治

4日『近未来不老不死伝説バンパイア』2巻 徳弘正也

6日『わにとかげきす』4巻 古屋実

『かるた』2巻 竹下けんじろう
最近の少年漫画ではピカイチ。  

9日『CYNTHIA THE MISSION』5巻 高遠るい

17日『ネギま!? Neo』2巻 藤真拓哉

『さよなら絶望先生』9巻 久米田康治

『スミレ 16歳!!』3巻 永吉たける

『魔法先生ネギま!』19巻 赤松健

18日『結界師』17巻 田辺イエロウ

『ARMS』(ワイド版)2巻 皆川亮二

19日『天上天下』17巻 大暮維人

『神様ドォルズ』1巻 やまむらはじめ
妹キャラがかわいくてかわいくて。

『正義警官 モンジュ』4巻 宮下裕樹

20日『しゅごキャラ!』4巻 PEACH-PIT

『気がつけばいつも病み上がり 本当にあった安田の話』 安田弘之
よくわからないけど確実に買う。

23日『ミミア姫』1巻 田中ユタカ

『ラブやん』8巻 田丸浩史
これを読んでいないと周りのオタクトークについていけない。

『シュヴァリエ』5巻 夢路キリコ

27日『真月譚 月姫』5巻 佐々木少年

30日『医龍』14巻 乃木坂太郎
リカってば! リカってば!
長谷川 スズ
芳文社

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名前も聞いたことのない作家の作品を読んでみる。驚くほど面白かったりする。
これだから漫画はやめられない。
そんな漫画の醍醐味を今年に入って最も知らしめてくれたのが、長谷川スズの『リカってば!』だ。

本作は、大柄で天然の女性リカと小柄でしっかり者の塚田君のオフィスラブコメ。
いかにもベタで凡百な内容に思えるが、とにかくキャラが立っていてぐいぐい読ませるのだ。

第1巻では、リカと塚田の他に同僚の安曇と中川の実質的にはほとんど四人で話をまわしている感じすらする。
主人公の二人はもちろん、脇を固める安曇と中川のキャラが素晴らしい。

安曇はリカたちの後輩で、塚田に想いを寄せる可憐で可愛い女性だ。
容姿が人並み以上にもかかわらず、あまりに純真で初心なその挙動は、男性読者の男心を刺激する。

一方で、安曇と対照的なのが中川。
彼女もリカたちの同僚であり、リカと塚田の相談相手でもある。
塚田のリカへの想いに気づき、二人の関係を面白半分で観察しているが、現在最新の2巻では、リカの天然っぷりと塚田の間の悪さに振り回され、すっかり苦労人と化しているその姿が実に笑いを誘う。

すれ違いが続く王道のラブコメだが、安曇の気持ちに塚田が気づいたり、リカも塚田を意識し始めたりと、ストーリーはしっかり進行してる。
ということは、物語の幕引きも意外と早くくるのだろうか。
リカのあっけらかんとした天然、塚田の煮えきれない情けなさ、安曇の愛らしく切ない片想い、中川の救われない受難っぷり。
もっともっと観ていたい。この人々の繰り広げる、笑わずにいられない日々を・・・。
メンズ校 1 (1) メンズ校
和泉 かねよし
小学館

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イケメン含む全寮制男子校が舞台・・・というと、BLとジャンルが決まってしまう今日この頃。
しかし、和泉かねよしの『メンズ校』は、男性読者も楽しめる男子校モノの少女漫画だ。
(「BLじゃない男子校モノの少女漫画が読みてぇ!」という男性がいるかはわからないが・・・)

舞台は、僻地の全寮制男子校栖鳳高校。
毎回、様々な女の子が登場し、学園に騒動を巻き起こす。

朗らかな主人公牧やイケメンの神木、乙女系の花井など、個性的なレギュラー陣の和気藹々とした雰囲気や、異性に興味津々の年頃ゆえのエロトークなど、見所のある描写が続く。
特に豊富な下ネタは、男の私から見て非常に楽しく、どうしてこれが少女漫画なのか不思議なくらいである。

もちろん、シリアス面でも読ませる。
クライマックスには効果的に見開きが挿入されたりして、ストーリーを盛り上げる。
私などは、この時点で問答無用で泣かされてしまうのである。
本作は、高校生たちの青春を読みつつ、泣き笑い出来るいい漫画だ。

この和泉かねよしが凄いのは、漫画を描く力が人並みはずれていることにあると思う。
先月発売の第2巻で描かれている、主人公牧の中学校時代のストーリーなどは、まるで久米田康治が散々にこきおろしそうな「泣ける話」だったリする。
しかし、そんな食傷気味のラブストーリーも、和泉かねよしの手にかかると、抜群の説得力を持って胸に迫ってくるから驚きだ。
短編集『二の姫の物語』に収められている表題作を読んでもわかることだが、ありふれた題材・ストーリーを秀逸な作品に仕上げる腕を作者は持っているのである。
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